2016.3.19
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回は “変声期とボイストレーニング” というテーマでお話したいと思います。
“変声期=声変わりの時期”は、男性は12歳~15歳くらいの間に極端に起こります。
その後は年齢とともに少しずつ声変わりしていきます。
女性も声変わりはしますが男性ほど極端な変化はありません。
年齢とともに少しずつ変化していきます。
【変声期後はなぜ声が低くなるのか】
これは私自身非常に葛藤しました。
この頃から歌が好きでしたから・・・。
今まで出ていた高さのキーが突然出なくなってしまうんです。
どうにかして今までの声を取り戻そうと自主トレーニングしたりもしました。
(この頃はボイストレーニングは全くやったことがなかったので我流でした)
しかし、この時期の無理なトレーニングは禁物です。
第二次性徴期によって、声帯の充血や声帯の長さに変化が起こるため、
声帯コントロールがうまくできなくなるのです。
(声帯は元の2倍ほど長くなります。)
リコーダーも、ソプラノよりもアルトの方がボディも大きく、低い音が出ます。
ドラムも、叩く面が大きいもの程低い音が出ます。
それと同じように声帯も長く大きくなることで、出せる音が低くなるのです。
トレーニングしてはいけないわけではないですが、
声枯れ、喉の痛みなどが発症しやすい時期なので、声が出ないことで悔しい気持ちはわかりますが、
声帯を痛めて声が出づらくなってしまうこともありますので、
無理なく行える範囲でボイストレーニングするようにしましょう。
【いつから通常のボイストレーニングをしても良いのか】
変声期直後は声帯、声帯周辺の筋肉が安定しませんので、
出来れば変声期後1年間は無理はしない方が良いと思います。
これは実体験ですが、この時期に無理に声を出してトレーニングしてしまいました。
結果、以前のような高いキーを取り戻すどころか、声が低くなってしまいました。
声もガラガラ・・・です。
(たぶんこの時、E4くらいまでが限界でした。)
ボイストレーニングに通い出した後、周りの先輩方から色々アドバイスいただいたりもしたのですが、
実際、「19歳くらいまでは声が安定しなかった」 という方もいました。
確かに自分自身、その後20歳前後である程度声が固まってきたような実感がありました。
そしてさらに数年後、キーがB4まで復活しました。
現在はこの辺りで安定しています。調子良い時はC5出るようになりました。
いずれにしても無理は禁物です。
喉、声帯のケアもボーカリストの大切な仕事です。
自分の喉や体調は自分自身が感覚として一番わかりますので、
違和感を感じたら控えるようにしましょう。
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