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2019.10.15
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
だんだんと寒くなって来ましたね。
10月初旬はまだ残暑が厳しかったですが、すっかり秋になりました。
体調を崩しやすい季節なので皆様もお気をつけ下さい。
さて、今回は自宅で簡単に出来るボイトレについて。
歌を練習している人間の最大の悩み、、、それは自宅練習についてです。
防音でもしていない限り自宅で大きな声を出すことはなかなか難しいですね。
効果をしっかり出せて、自宅で簡単に出来るボイトレとはどのようなものがあるのかご紹介して行きます。
【ペットボトルボイトレ１】
２リットルの水やお茶の空のペットボトルを用意します。（いろはすのような柔らかいものは避けましょう）
飲み口をくわえて思いっきり息を吸ってペットボトルを凹ませます。
これだけでも大変なのですが、凹ませたら今度は膨らませて下さい。
これを繰り返すだけ！！
肺活量、吸う力、吐く力を鍛えることが出来ます。
また、自然にお腹の支えも使える一石二鳥、、、いや一石三鳥のトレーニング！
【ペットボトルボイトレ２】
今度は凹んでいない状態の空の２リットルペットボトルをくわえた状態で
音階を発声しましょう。
これは消音効果がありますので自宅でもOK。
「ドレミファソファミレド」でも「ドレミレド」でもOKです。
ペットボトルを響かせるように発声することで振動が強くなります。
この発声は自然な腹式呼吸発声が身につきます。
【母音の表情筋トレーニング】
大きな口を開けることを意識して「あいうえお」とゆっくり繰り返し口を動かしながら息を吐いていく。
これを１分くらい継続しましょう。
表情筋が鍛えられ滑舌や表情筋が鍛えられます。
【消音量歌唱トレーニング】
正しく発声すると高音でも低音でも声量が大きくなっていきやすいですが、
小さく発声するということは、実は高度な技術なのです。
声を安定させうようとすると皆さんどうなりますか？
声がある程度大きくなるのではないでしょうか？
基本的に大きな声は安定しやすく小さな声は安定させにくい。
そこで敢えて小さな声で歌うトレーニングを行うのです。
もちろんある程度高い音になると小さい声では出しにくくなってきます。（個人差あり）
小さな声でも出せる範囲の音域で安定して歌えるということは、
声のコントロール力があるということに繋がります。
是非トライして見て下さい。
【チューナーボイトレ】
ギターのチューニングマシンを置きます。
一つの音（何の音でOK）で「あーーー」とまっすぐ振らさずに発声します。
声が安定しているとメーターは真ん中に照準が合います。
なかなか難しいですが、かなり効果的な音程トレーニングです。
【まとめ】
いかがでしょうか？
他にも色々トレーニングはありますが、呼吸のトレーニング中心になるため
ペットボトルで大体カバー出来る内容なので割愛いたします。
本当に効果があるトレーニングだけをご紹介しました。
是非参考にして頂けたら幸いです。
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