2018.9.18
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
すっかり秋らしくなって来ました。
今日は17時代に外に出たらもう暗くなっていました。
だんだんと冬に向かって行っているように感じるポイントですね。
季節の変わり目は特に体調を崩しやすい人が多くなるので皆さんも気をつけて下さいね♪
さて、今回はというと、
高い声・・・男性だとラ(A4)、女性だとド(C5)あたりの音が高いと感じる方が多く、
キレイに出せない方も多いのではないでしょうか。
これらはあくまでも目安ですが、要は「頑張らないと出せない高い音をどのようにすれば楽に出せるようになるか」というお話です。
今回は男性はラ(A4)、女性はド(C5)の音を目安に解説して行きたいと思います。
【発声の仕方を整える】
やはり何と言っても基礎が大切。
腹式呼吸、喉を開いた発声・・・これらは必須です。
間違った発声でボイストレーニングを続けてしまうと喉を痛める可能性が高く、高い音を発声するどころか喉を潰して逆に低い声しか出なくなってしまうなんてこともあり得るからです。
そのため、しっかりと基礎を身につけて正しい発声でボイストレーニングするようにしましょう。
腹式呼吸や喉の開き方については下記リンクを参照して下さいませm(__)m
【腹式呼吸を発声につなげる方法】
【『喉を開く』感覚とはどういうものか!?】
【ギリギリ出せる音域の曲を選曲する】
練習には単にピアノで音を弾いて高い声を出す練習をしてももちろんOKですが、
基本的には歌の中で行うようにするとより実践向きです。
(色々な子音や母音を使って練習出来るため。)
選曲の方法としては「ギリギリ発声出来る音域の曲を選曲する」もしくは、カラオケなどの場合であれば「発声出来るギリギリの音域になるよう曲のキーを調整する」ということ。
後者が現実的に選びやすいと思います。
(原曲キーで何とか歌いたいというプライドはここでは一旦捨てましょう(笑))
また、ギリギリ出せる曲を選曲したとしても、例えばスピッツさんの「楓」や「遙か」のサビのように
高音がずっと続くような曲ではなく、一曲の中にギリギリ出せる音が数箇所だけ含まれているような曲が良いです。
もちろん慣れてきたらスピッツさんのような曲もOKです。
ボイストレーニングは声帯周りの筋トレなので、高音が数箇所だとしても声帯にある程度良い負荷を掛けてあげると鍛えられて行きますし、高い声が出しやすくなってきます。
裏を返せば、楽に歌える曲ばかり選曲していては全く鍛えられず、高い声を出す・・・という目的からすると前進は絶対にしません。
筋トレも正しいフォームで行っても当然やりすぎは良くありませんし、
ましてや筋肉痛の時に激しい筋トレを行うわけにはいきませんよね。
それと同じようにどんなに正しい発声を行っていたとしてもやり過ぎると喉の疲労は大きくなりあまり喉に良くありませんので少し疲労を感じたら休む時間もしっかり確保するようにしましょう。
【ラ(A4)を楽に出すには◯◯まで出せるようになる必要がある!!】
皆さんが出しやすい音・・・低音域や中音域があります。
これも個人差があるとは思いますが、例えば多くの男性にとって中音域のソ(G3)の音は比較的低めの音です。
これをがんばらないと出せない、という人は殆どいません。
なぜならもっと高い音域まで発声出来るからです。
人に音域は違えど、出せる音域の低めの音や中くらいの音は皆さん出しやすいのです。
しかし高音は、出せる限界近くだからこそ出しづらいのです。
では音域が広がってより高い音を出せるようになれば今高いと感じている音は高く出せるのか。
答えは「出せる」です。
私自身20代前半の時はソ#(G#4)が地声では限界でした。
しかしトレーニングを積み重ねて今はシ(B4)まで、、、調子の良い時はド(C5)かド#(C#5)くらいまで出ることもあります。
なので今やソ#(G#4)はとても楽に出すことが出来るのです。
当時の自分からすると信じられないくらい音域が上がりました。
音域が広がったことでソ#(G4)は低くは無いものの高くも感じない状態です。
ラ(A4)の音も高いものの楽に出すことが出来ます。
これは音域が広がったからであって、限界がラ(A4)なら当然そこまで楽にラ(A4)を出せるとは思えません。
ではラ(A4)を楽に発声しようと思ったらどれくらいの音まで出せるようになったら良いのか。
これも個人差がありますが、だいたい1音上の音まで出せるようになると楽に出せると思って頂いて結構です。
ですからこの場合はシ(B4)の音まで出せるようになるとラ(A4)が楽に出せるようになります。
【音の高さと声帯のメカニズム】
声帯は輪ゴムのように伸縮することで音の高さをコントロールしています。
高くなればなるほど声帯は伸びる。
そう考えると裏声で高い声を発声すると声帯をしっかり伸ばすことが出来ます。
そのため、まずは裏声をたくさん発声して声帯を高い声に慣れさせていく。
裏声でウォーミングアップさせるという形もボイストレーニングに取り入れていただくととても声帯にも喉にも効果的ですので是非試してみて下さい。
【まとめ】
いかがでしょうか?
単に出したい音が出せるようになった、、、これもこれで良いと思いますが
出来れば楽に出せるように音域を広げるボイストレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか?
もちろん無理せず、自分に合ったトレーニング法を見つけていくと良いと思います(^^)
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