こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクールのChihiRoです。
秋から新しいことを始めようとする方は毎年おおくいらっしゃいまして、
ボイトレも例外ではありません。
スポーツの秋、読書の秋、食の秋、ボイトレの秋。
と言うことで今回もボイトレのお話(笑)
表題にある通りなのですが、今回は高い声を喉声にならずに発声する方法についてお話しして行きたいと思います。
その前に、、、ボイストレーニングを受ける方のおよそ9割が喉声です。
実はこれ、普通なのです。
ボイトレに通う方と言うより、そもそも人間の生理現象として高い声になれば誰でも喉が狭くなって声が出しづらくなる(喉声になる)ものなのです。
歌手はそれを喉の筋肉でコントロールして高い声でも喉をしっかり開くよう訓練しています。
高い声になればなるほど喉が狭くなっていく = 高い声の方が声が出しづらくなる = 高い声は喉声になりやすい
このような構図になります。
であれば逆に、
高い声になればなるほど喉が狭くなるので、高い声になるにつれて喉を開く筋肉を使っていく。
と言うことになります。
一番高い声は一番喉を開く筋肉を使うと言うことですね!
では喉を開くにはどのように筋肉を使えば良いか。
それはとてもシンプルです。
あくびをする時のように喉を開くことです。
そうすることで喉仏が下がり喉が開きます。
その状態をなるべくキープしたまま声をしっかり前に出すことで喉声ではい通る声が出せます。
これを高い声でも使えるように反復練習しましょう。
とはいえ、喉を開く動作は一つでも、上記の伝え方に対する言葉の捉え方は人によって様々です。
なので以下にこれ以外の喉を開く方法をご紹介しますので、やりやすい方法で実戦してみて下さい。
●肩や顎をリラックスした状態でまっすぐ立ち、顎を45度上に上げ、口を大きく「あ」の形にすると喉が開きます。
●「あ」の口の形をした状態で舌全体を下方向へ下げます。すると喉が開き口腔内も広がります。
●男性でしたら鏡を見ながら喉仏を下げるだけで喉が開きます。
●空のペットボトルの飲み口を口で咥えると自然に喉が開きます。
●口の奥にピンポン球を押し込むようなイメージを持つと喉が開きます。
いかがでしょうか?
喉の筋肉の動きは目で見える動作ではないため、イメージや感覚で掴むしかありません。
しかしいくつかやっていくと同じような感覚が得られることがわかると思います。
是非これらを試して見て下さい。
また、もう一つ大切なことがあります。
喉を開く筋肉は使い慣れないと、喉を開く動作だけでとても疲れてしまいます。
あまり普段使わない筋肉だと思いますし慣れないうちは歌の中でも上手く使いこなせないと思います。
しかし、ちゃんと意識して喉を開くことを繰り返し行うことで無理なく高い声でも通る声が出せるようになります。
人によっては数ヶ月から数年かかる方もいらっしゃいますので気長に少しずつ使い慣れていくようにしましょう。
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高い声が出るようになりたいです