2018.1.15
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
1月に入り一層寒さが増して来ましたね。
年末年始で風邪をやってしまいましたが、またならないよう気をつけたいと思います。
皆様もお気をつけ下さいませm(__)m
さて、本日のテーマなのですが、きれいな声を作るために大切なことについてお話させていただきたいと思います。
きれいな声を作るということは、声質を変化させるということではありません。
あくまでも声を響かせることで声をきれいに聞かせ、印象を良くしたり、人としての魅力を引き出すということです。
今回はその声づくりに大切なポイントをお伝えしたいと思います♪
【声が響く場所を知る】
まず、声を響く場所を知ることが大切です。
解りやすくするためにアコースティックギターに例えたいと思います。
ギターの弦は弾くと音が作られます。
人間で言うと声が作られる声帯にあたります。
そして弦を弾いて作られた音はギターのボディの空洞で音が鳴り、キレイな音色で響きます。
声帯で作られた声も響かせるための空洞があります。
それを共鳴腔と言いますが、それは3つあります。
1つ目は口の中。口腔内です。
2つ目は咽頭(喉の気道部分)。
3つ目は鼻腔。
今回ポイントとしてお伝えしたいのは鼻腔です。
【きれいな声を出すなら喉と鼻腔が大切!?】
声を大切にする歌手やアナウンサーは喉を大切にします。
加湿したりマスクをして外部の菌を取り入れないようにしたり、喉飴を舐めたり水を飲んだり・・・
なるべく喉を乾燥や菌を回避するように配慮します。
もちろん喉はきれいな声を作るために一番大切な部分です。
しかし喉に次いで大切な部分があります。
鼻腔です。
なぜ鼻腔が大切なのか。
解りやすくお伝えすると、風邪で鼻づまりを起こした時は声は出づらいはずです。
これは本来声が響くはずの鼻腔が、鼻づまりにより響かせることが困難なためです。
声は口から発せられるため、鼻はあまり重要視されず、声のケアと言ったらだいたい喉に意識がいきます。
しかし鼻腔のケアもしっかり行うことできれいに響く声を保つことが出来るのです。
【鼻腔のケアとは!?】
鼻づまりを起こしている時は風邪の症状なので薬を飲むことで緩和していくことが良いでしょう。
しかし健康な時でも左右どちらかが比較的鼻通りが良く、もう片方が比較的鼻通りが良くない状態にあることが多いと思います。
そこで洟をかんだり、鼻うがい、点鼻薬などを活用し、鼻通りを良くして鼻腔での響きを最大限活かせるように心がけましょう。
声の響きが倍増され、楽に優しく発声しても自分でもびっくりするくらい声量が得られます(*^^*)
ちなみに私は毎朝洟をかんだ後、点鼻薬を軽く活用します。
そうすることで一日ずっと良い調子のまま過ごせます。
体質は人により異なりますので、ここで書いたことが皆様に当てはまらないこともあるかもしれません。
ご自身のベストな方法探していくことも大切だと考えます。
是非今回のことを参考にしていただけたら幸甚ですm(__)m
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