2015.12.27
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール ボイストレーナーの鈴木智大です。
今回は“裏声の出し方”についてです。
裏声は、歌の中で高音域を出すときに使うテクニックの一つです。
表声(地声)はしっかり出せるけど裏声になると急にかすれてしまう。
裏声になると声が弱くなってしまう。
というケースはよくあります。
裏声の出し方をしっかりとおさえてマスターしていただけたらと思います。
【裏声を使うシーン】
まず、裏声はどのような部分で使うのかというと、、、
・高音部分を優しく歌いたい時
・表声では出ない音域を歌う時
・裏声での表現がその歌やフレーズに合う時 etc…
だいたいがこのようなシーンで使われます。
【音域について】
表声の音域と、裏声の音域にも違いがあります。
これは個人差があるので、音域を調べてからの方が良いですが、
だいたい表声で出る最高音から3音か4音下あたりの音から上の音が裏声として安定します。
なので表声での最高音~4音下あたりまでの音域は
表でも裏でも出せる音域ということになります。(一番出しづらい音域でもあります)
【裏声の出し方】
日常生活の中で裏声を出すということはほとんどないと思いますが、
例えば「キャーーー!」という悲鳴は裏声です。
簡単に言うと、これができれば裏声、出てます(笑)
応用していただけたらそれで十分なのですが、ここでは細かくお伝えしたいと思います。
①まず、鉄則である“脱力”です。
特に胸から上。胸、肩、顎、舌、表情筋などはどれか一つ力んでしまうと
すべて連動して力んでしまうことが多いため、注意が必要です。
②しっかり腹式呼吸で息を吸います。
③発声と同時に腹横筋(横っ腹の筋肉)や下腹部を使い、
しっかりと息を声帯の方へ送り込みます。
(横隔膜を押し上げてしっかり息を出します)
④できるだけ自分の中での高い声で、母音の「う」でやるとやり易いです。
(フクロウの「Fooo(フー)」という鳴き声をイメージして真似てみても出しやすいです。)
発声の際、空気が声帯を通り、鼻の後ろを通り、目の後ろを通り、
頭の上に抜けていくようなイメージを持って出します。
(人によっては後頭部の後ろの方へ響かせるイメージの方もいます)
⑤この時点で力みがあると失敗してしまうため、
再度上半身の脱力を確認しましょう。
以上が裏声の発声の流れです。
裏声の発声は不安定になりやすく、呼吸との絶妙なバランスが求められるため
呼吸や脱力の部分も確認しながら行って下さい。
また、喉が乾燥していると、声帯閉鎖が正常に行われず失敗することが多いため
喉を潤した状態で行うようにしましょう!
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