2017.10.11
突然ですが皆さん、“挨拶は明るく大きな声でしましょう” と言われた経験はありますか?
恐らく大抵の方はYesなのではないでしょうか?
明るく大きな声で元気よく!
小学生ならどんなシーンでもこれでOKだと思います。
しかし大人になってからもこれを継続することはTPOに反することもあり難しいでしょう。
特に「宜しくお願い致します」は「おはようございます」や「こんにちは」という軽い挨拶とは違い、少し重い意味を持つ言葉です。
シーンによって声の大きさ、トーン、声色など使い分けることで相手に与えるイメージが変わります。
ではシーンごとにその伝え方のポイントを見ていきましょう。
【ビジネスで初対面の取引先会社の方に対して言う「宜しくお願い致します」】
この場合はお互いにビジネススーツを見に纏い、オフィスの会議室などで初対面を迎える場合などをイメージしていただけたらと思います。
静かなオフィスの中で2人もしくは3人くらいしかいない環境での挨拶。
・声は高すぎず
・早すぎず遅すぎない早さで(2秒くらい)
・通る声で
・笑声で
このような声で発音しましょう。
声が高すぎると軽く聴こえてしまう場合がありNG。(元の高さには個人差がありますので、あくまでも自分なりに。)
早すぎると落ち着かない印象、遅すぎるとキビキビしていない印象になります。
細く通らない声だとそもそも聞き返される可能性がありますのでこれもNG。
ハッキリ明瞭に聞こえる声で発音しましょう。
声にも印象があります。
例えばラジオで流れているパーソナリティの方の声。
声だけでも良い印象を与えます。
これは見えていなくても、口角を上げて明るい印象になる声色で話せている証拠。
いわゆる笑声で話すということです。
ビジネスでの第一声はとても大切ですので、録音してチェックしてみてはいかがでしょうか?
【お店の店員さんがお客様に何かをお願いする時の「宜しくお願い致します」】
この場合は手間を掛けてしまうことに対して物事をお願いするというケースが多いので、自分の腰を低くするイメージで発音します。
「表現力」とはまさにここで試されます。
心からお願い致します、と思ってなければそれもお客様に伝わります。
言葉では発していても、そこに心が無ければ「申し訳ないです、お願い致します、ありがとうございます」という感情が感じられずぶっきらぼうに聞こえてしまったりもします。
基本的に
・通る声で
・耳障りにならない程度の大きさの声で
・笑声で
・心を込めた
このような声で発音しましょう。
もし気持ちを込めることが苦手な方は、「宜しくお願い致します」だけで結構ですので、朗読したものを録音してチェックしてみて下さい。
それを他人に聞いてもらってどういう印象かジャッジしてもらうと良いでしょう。
声だけで10人に聞かせて10人が印象が良いと感じられたら実際の挨拶はもっと印象が良いはずです。
是非試してみて下さい。
【サークル、仲間などのプライベートでの集まりで使う「宜しくお願い致します」】
ビジネスではないシーンでも使うことはありますね。
そんな時は
・固すぎず
・暗すぎず
・通る声で
・笑声で
・さわやかに
このようなイメージで発音すると良いでしょう。
ビジネスと共通するのは“通る声” “笑声”という点。
やはりどんなシーンでも印象の良い声と言うのは共通して明瞭に聞こえる通る声、ということと明るく笑顔を感じる前向きな声色、ということですね。
【まとめ】
人によりクセも声質も高さも異なりますが、それらに左右されずボイストレーニングにより発声の仕方をコントロールすることはだれでも可能です。
是非これを機に「宜しくお願い致します」の伝え方に向き合ってみるのはいかがでしょうか?
■/■/■/■/■/■/■/■/■/■/■ /■/■/■/■
ChihiRoボイス・ボーカルスクールは、
新宿・池袋・六本木・西東京市・多摩エリア・横浜を中心に都内で展開しています。
未経験の超初心者からでもプロの声を確実に養えるボイトレ。
★開始わずか半年でプロレベルの歌唱力まで引き上げたボーカルトレーニング!
★「いつかは私もボイストレーナーとして活躍したい!」という方へノウハウを伝授します!
★人間関係・信頼関係の構築に必須のコミュニケーション力を高めるための“話し声”を作る!
★元不動産営業から学ぶ、120%の売り上げUPを実現したビジネスのためのボイストレーニング!
一人一人に合わせた確かな体感型のボイストレーニングを行っております。
——————————————————
随時、無料体験レッスンを実施しております!
⇒お問い合わせはこちら
また、トップページの『@LINE』からでも、無料体験レッスンのご予約・その他お問い合わせが出来ます。是非お気軽にお問い合わせ下さい♪
——————————————————
⇒【各レッスンコースの紹介】
——————————————————
『ボイストレーナーChihiRo』のYoutubeチャンネルはこちら♪
⇒https://www.youtube.com/channel/UC6hqZHEUnQvzTdQ5JRRtBAQ?view_as=subscriber
——————————————————