こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクールのChihiRoです。
9月に入りましたが、まだまだ湿気と暑さにやられている人は多いのではないでしょうか。
それに加えて最近はゲリラ豪雨や台風も多く、天気の急な変化に困惑しますね。
季節の変わり目でもありますので健康管理はしっかりして行きたいと思います。
今日のお話は「年齢による声の出しづらさ」について。
人は当然年齢を毎年重ねていきます。
筋力も衰えていきやすくなります。
声帯を動かしているのもまた筋肉ですが、この筋肉も当然衰えていきます。
この自然の摂理は避けられないことだと思いますが、
トレーンニング次第で声は復活させることができるのです。
筋トレにしても何歳から始めても筋力は付きますし(付きやすさは個人差ありますが)
声についても同じことが言えます。
例えば、長年歌手をされている小田和正さん。
彼は70歳を超えた今でも現役であのようなクリアな声がいまだに健在です。
小田さんの場合は長年歌を生業にしてきている為特別な感じは否めませんが、
要するに声帯、及び声帯周りの筋肉をしっかり鍛えることを習慣化することが出来れば、年齢による声の出しづらさは克服できると言っても過言ではありません。
ボイストレーニングという概念。
発声法を一般の方が学ぶという考え方になってきたのはごく最近の話です。
海外では2人に一人がやったことがあるというくらいとてもポピュラーなものなのですが、日本では最近になってようやく一般の方・・・歌もお芝居も何もやっていない普通の主婦やサラリーマンもやる方が増えてきました。
これをご覧になっている方は、
エクササイズ、気持ちの良いストレッチだと思って是非気軽に取り組んでいただけたら幸いです。
【声帯を強化するボイストレーニング】
発声している時、声帯は閉じています(声帯摩擦によって声が出る為)。
その為、声帯の閉鎖する力を鍛えることで強い声&声嗄れしにくい声を作ることができる。
①息を止めます。(声帯を閉じた状態)
②ゆっくり息を吐きます。
③すると「ぶつぶつぶつ」という音で「あ”あ”あ”・・・」というような音が出せればOKです。(エッジボイス)
この「ぶつぶつぶつ」という音。
声帯がしっかり閉鎖していないと出せない音なので、出せない方は是非トライしていってください。
【声を若返らせるボイストレーニング】
そんなに大そうなことではありませんが、
単純にカラオケで好きな歌をたくさん歌う!これでOKです。
「え、それだけ?」と思われた方も多いと思いますが、それだけなのです。
普段大きな声出してますか?
普段高い音から低い音まで満遍なく発声してますか?
恐らくほとんどの方がNOだと思います。
筋トレもそうですが、使わない筋肉は当然衰えていきます。
声帯筋も同じ。
大きな声(音量)を使い、高い声から低い声(音域)も満遍なく、しかも楽しみながら苦にならずに続けられるトレーニングと言えばカラオケですね。
本当に単純な発想ですが実に効果的なトレーニングなので是非楽しみながら取り入れてみてください。
(ちなみに歌は記憶と密接に繋がっている為、認知症予防にも繋がりますし、自律神経のバランスと整えることにも効果的です)
もし、歌っていて「どうも発声の仕方が分からない」「どうも歌い方が分からない」「どうせなら上手くなりたい」などのお気持ちが出てきたら、、、
是非お問い合わせ下さい(笑)