こんにちは。
本日は「歌の練習に適している場所」についてお伝えします。
日本は海外に比べて土地も狭く、近隣住民との距離が近いため、
マンションでも一軒家でも割と騒音問題を気にして歌の練習を思いっきりできる場所がなかなかありません。
よく生徒さんからも「どこで練習すれば良いですか?」というご質問をいただきます。
そこで今回は歌の練習に適している場所についてご紹介していきたいと思います。
・カラオケボックス:
最近は一人カラオケ店もあるくらい1人でカラオケにいくということがスタンダードになってきました。
昼間にカラオケ屋さんに行くと、受付票の90%は1人です。
プライベートな環境で、かつ採点機能によって音程のズレ、リズムのズレなども確認できますし、何より選曲が自由に行えるという点が一番の利点です。
最近は録音もできるので自分の声を確認しながら練習できますので、是非活用しましょう。
平日の個人練習は何時間いても数百円で済む場合があるくらいとても安いため、中学生や高校生のお小遣いでもいけるくらい気軽にいけるのでおすすめです。
・音楽スタジオ:
歌の練習はできるだけ1人で行える場所が良いです。なぜなら思いっきり失敗しても恥ずかしくないからです。カラオケもその一つですが、音楽スタジオはまた別の理由があります。
まず完全防音のためカラオケのように隣に声は全く聞こえません。また、マイクや録音機材がプロ仕様のため、録音の音質が桁違いに良いです。
周りの雑音もないですし、自分の声がそのまま加工されずにダイレクトに良い音質で聞くことができますので、実際にどう周りに聞こえているのか、明瞭に客観視することができます。
スタジオ、と聞くとハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、個人練習ですと1時間800円前後とリーズナブルですし、機材の使い方がわからない場合はスタッフさんが教えてくれるので問題ありません。
是非音楽スタジオでの練習も候補に入れてみて下さい。
・レンタルスペース:
最近は「instabase」や「SPACE MARKET」といったレンタルスペース検索サイトなどもあり、中には音楽練習用のお部屋のレンタルも時間貸ししていたりしますのでおすすめです。
・車の中:
車の中の声は多少は音漏れしますが、あまり人に聞かれないような場所に停めて練習するなんて方もいますし、以前車の中でレコーディングを行ったなんて言うバンドさんもいました。
車をお持ちの方は練習場所の一つとしておすすめです。
・河原や海辺:
人のいない時間帯などを見計らって練習する人が意外にいらっしゃいます。風の音や水の音で遮られてしまうこともありますが、お金をかけずに行える場所としてはおすすめです。ただし周りの人に迷惑にならないような場所を選ぶ必要があります。
・市区町村の施設の音楽室:
市区町村が運営している市民会館などで音楽室のレンタルを行っている場合があります。場所によりますが300円程度で借りれたりすることもありますのでとてもリーズナブルです。
・反響しない音響環境:
室内の壁や天井が音を反射しにくい環境が良いです。自宅でも少し広い音楽室でも良いのですが、できれば家具の少ない広いお部屋やお風呂は音が反響してしまうので避けるようにしましょう。また教会や体育館のような広い場所も声が反響してしまうのでおすすめできません。
反響しない環境によって声の質をより良く評価できます。
・遮音:
騒音を避けるため、外部の騒音を遮ることが重要です。静かな場所を選び、必要に応じて耳栓や遮音ヘッドフォンを使用することがあります。
最近はYAMAHAさんでも電話ボックスサイズくらいのレンタル防音室があったりと、割とリーズナブルにどなたでも手が届く値段で防音室を自宅に設置することができますので、買うのに抵抗ある方は是非そういった防音室も視野に入れてみても良いと思います。
・快適な温度と湿度:
歌を練習する場所の温度と湿度も考慮に入れるべきです。声帯は湿度に影響を受けるため、適切な湿度を維持することが大切です。
・鏡と録音機器:
鏡を使用して姿勢や発声のチェックを行うことが役立ちます。また、録音機器を使って自分の声を録音し、進歩をモニターすることができます。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。
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