こんにちは。
本日は「高い声をかっこよく出す方法」についてお伝えします。
高い声をかっこよく出す方法は、個人によって異なる場合がありますが、以下の方法を試してみてください。
①喉を温める
高い声を出すためには、喉を温めることが重要です。喉を温める方法としては、軽く歌う、ハミングをする、または軽く口を開けて息を吸うことが挙げられます。
声を出す時に、低い音から高い音まで満遍なく発声することで、声帯のストレッチを行うことができます。
やはり声帯周りの筋肉が鈍っているとなかなか声も出づらくなってしまいますので、充分な発声練習が必要です。
また、実際に喉を保温するという形での温めも必要です。
少し冷える環境や冬などは気温が低下して喉も固くなりやすいので、温かい白湯を飲んだり、歌う気温にも気を遣っていただけたらと思います。
②横隔膜を使う
高い声を出す際には、正しい呼吸法を使うことが重要です。横隔膜を使って呼吸することで、喉の圧力を減らし、より自然な高音域の歌声を出すことができます。
まっすぐ立って右足を一歩前に出して、全体重を右足にかけてみて下さい。
するとお腹周り(横隔膜)に圧がかかりインナーからしっかりとした支えが得られます。こうすることで喉に負担なく発声することが可能になります。
この時の注意点としては、肩や胸に力を入れないということです。無意識に入ってしまう方も多いので注意が必要です。
③正しい姿勢
正しい姿勢を維持することで、喉を開放することができ、より深く呼吸することができます。正しい姿勢を維持するためには、背筋を伸ばし、肩を下げ、軽く膝を曲げ、足を肩幅に開いて立つことが重要。
歌を歌う時に、たまに胸を張りすぎて逆に力が入ってしまう方を見ます。胸を軽く張ることは良いのですが張りすぎて力んでしまうと声も出づらくなってしまうので注意しましょう。
④頭声を使う
高い声を出すには、頭声を使うことが一般的です。頭声は、喉の圧力を軽減することができ、高い声を出すのに適しています。頭声を練習するには、高い音を出す際に、喉を締め付けないように気をつけてください。
やり方としては、まずは喉を開いて息を吸います。そして開いた喉のまま頭のつむじから声がスコーンと抜けるようなイメージで、少し高めの音を発声してみて下さい。
横隔膜も同時に意識しながら発声することでより負担のない発声が可能になります。
⑤練習を続ける
高い声を出すためには、継続的な練習が必要です。練習を続けることで、感覚が研ぎ澄まされるのと同時に、喉の筋肉を強化し、より高い声を出すことができるようになります。練習の際には、無理をせず、喉を痛めないように注意してください。