こんにちは♪
今年は梅雨も短く、もう既に高温多湿になってきました。
冷房に頼らざるを得ない状況ですが、今年は長い夏になりそうなので熱中症対策は万全にして乗り切っていきましょう!
さて、本日は歌でとても大切な「声の響き」についてお話ししていきたいと思います。
「声の響き」ってなんのこと?
と思われた方も多いと思いますので、簡単に解説したいと思います。
簡単に言うと「通る声」のことです。
声に厚みがあって、明瞭で通る声。
あなたの周りにも男女問わず声が通っていていつもハキハキした声の方がいると思います。
この通る声、響きのある声は歌ではとても大事なんです。
実は結構多くの方が声を響かせることがなかなか難しいです。
喉が詰まっちゃったり通る声が出せなかったり。。
レッスンしている生徒さんもそのような方が多いんですよね。。。
響かない声で話すとどのような声になるかというと、通りが悪く喉に詰まったような感じになります。声のボリュームも落ちますし、ちょっとか細くなるような感じですね。
今回は実際どうやって声を響かせていけばいいのかをお伝えしていきたいと思います。
【響く声を出すには?】
一言でいうと、鼻や口などの空間に響かせるということ。
(アコースティックギターの音はボディが空洞だからこそ音が響く、という原理と同じ)
まずはハミングをしましょう。
鼻歌のような発声のことです。
口を閉じて「ん〜〜〜〜〜ーーー」と鼻の響きを感じながら発声します。
なかなか鼻の響きが感じられない、うまく出来ないという方もいるかもしれませんが、
ハミングが出来ないと歌の中で響きのある声で歌うことは出来ません。
(鼻詰まり、鼻炎持ちの方は響きを感じづらいかもしれません)
時間をかけても良いのでしっかりできるようにしていきましょう。
コツは唇が振動しているかどうか、鼻が振動しているかどうか。これらをチェックします。
振動が感じられない場合は響きが得られていないということです。
その場合、大体は声が前に出せておらず、内側に向いてしまっています。
ハミングができるようになったら、
同じ響きで口を開けて言葉でも発声してみます。
「ん〜〜〜〜〜〜ーーーあ〜〜〜〜ーーー」
こんな感じでまずは母音「あ」を発声してみましょう。
出来ましたか?
ハミングで作った響きをしっかり言葉に出しても一定に響かせられるかということがとても大切です。
それもできたら今度は実際に歌で試してみましょう。
慣れないうちは油断すると、響かない声が一瞬出てしまうかもしれません。
例えば「やっと目を覚ましたかい」という歌詞があった場合、「ました」だけが声が詰まるように聞こえてしまう、など。
なのでゆっくり歌ってみて全部の言葉がちゃんと響いてるか、確認しながら歌っていきましょう。
ちなみに、ワンフレーズ歌っただけで「この人歌うまい!」と感じたことはありますか?
それはその方の声の響きが影響していることが多いです。
それくらい声の響きは大切。
是非マスターして下さいね♪
それでは本日は以上です。
ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
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