こんにちは。
本日は「ビブラートのやり方」についてお伝えします。
ビブラートは基盤となる音を保ちながら上下に揺らし、波打つように連続的に発声するテクニックです。
フレーズの終わりによく取り入れられています。
「ビブラートって難しいんじゃないか」
と思われる方が中にはいらっしゃると思いますが、難しく考えずにシンプルに考えてください。
例えば、中島みゆきさんの「糸」の歌い出しを参考にすると、
「なぜ巡り会うのか【を〜〜〜〜〜】」
この最後の【を〜〜〜〜〜】と伸ばすところでビブラートを使います。
人によっては波が細かいビブラートだったり、大きいビブラートだったりすると思います。
曲調に合わせてビブラートの大きさを変えていくという事があると思いますが、まずはゆっくりでも出来ることが大事になります。
では、今からビブラートのやり方をご説明します。
頭でいろいろと考えながらやるとごちゃごちゃして余計に分かりづらくなると思いますので本当にシンプルに考えてくださいね。
皆さん、普段の日常生活の中で残念な事があった時に
「あーあ」と表現する事があると思います。
この「あーあ」という言葉。
繰り返すだけでビブラートの練習になります。
まずは「あ」を2回繰り返す練習から行ってみましょう。
「あーあ」「あーあ」
次から「あ」を言う回数をひとつずつ増やしていきます。
3回
「あーあーあ」「あーあーあ」
4回
「あーあーあーあ」「あーあーあーあ」
5回
「あーあーあーあーあ」「あーあーあーあーあ」
次は「あ」を6回以上繰り返していく。
「あーあーあーあーあーあーあーあーあ」
最後に「あ」を繰り返しながら速くしていく。
「あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ〜あ」
出来るようになってきたら歌の中に取り入れていきます。
「なぜ巡り会うのかを〜〜〜〜〜〜〜〜」
「〇〇〇〇〇あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
どうでしょうか?
やり方としては上記の流れで行います。
最初は「なかなか思うようにビブラートが出来ない」と思うことがあるかもしれません。
しかし、焦らずゆっくりで大丈夫ですのでビブラートの練習を続けてみてください。
「あーあ」と言うような日常生活の中で使うような身近な発声方法からビブラートや歌のテクニックに繋げられます。
是非頭を柔らかくして試してみてください。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。