こんにちは。
世の中はすっかり夏ですね。
寝苦しい夜が続きます。部屋の中での熱中症にも気をつけていきたいですね。
しっかり水分補給をこまめに取ろうと思います。
さて本日は、「ビブラートを使って綺麗にフレーズを歌い上げるコツ」についてお伝えしていきたいと思います。
今日レッスンでたまたまビブラートについてお伝えしておりました。
結構多くの方がビブラートのやり方を間違えておりましたので、やり方やコツをお伝え致します。
ビブラートをするとしたら当然、綺麗に歌い上げることができた方が良いわけですよね。
ボリュームはだんだん小さくなっていき、ビブラートの波も綺麗に作る。
つまりビブラートとフェードアウトをセットにすると綺麗なビブラートが完成します。
実はこれ、声を出す方向性を少し変えるだけで綺麗に歌い上げることができるんです。
例えば「あーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜」とビブラートしながらフェードアウトしてみてください。
声は前に出ていますか?
実は8割9割ぐらいの人がフェードアウトをしようとすると声が内側に向いてしまいます。
そうするとどうなるか。
声は籠ってしまいます。
曲によっては籠った声も味になってカッコ良い場合もありますが、大体の場合は籠ることで音色が変わってしまうため綺麗に聞こえません。
そのため、フェードアウトをする時は「声を外側に向けて発声する」ということを意識しましょう。
声が内側を向いていた時は、声は口の奥へ向かっていくイメージですが、声が外側に向く時は、声は前歯、あるいは鼻に当てるようなイメージになります。
そうすると最初から最後まで音色も一定になり、とても聴き心地の良い声のまま最後まで歌い上げることができます。
試しに歌の中で練習してみましょう。
ここでは山崎まさよしさんの「One more time One more chance」の冒頭部分を使ってみます。
ビブラート&フェードアウトの練習をすることを目的としていますので、
テンポをかなり落として「〜」の部分をビブラート&フェードアウトを使って歌ってみましょう。
これ以上何を失えば〜 心は許されるの〜
どれ程の痛みならば〜 もういちど君に会える〜
One more time〜 季節よ うつろわないで〜
One more time〜 ふざけあった 時間よ
頭での理解ではなく、感覚での理解がとても大切です。
反復してコツを掴んで、感覚的にマスターできるよう練習してみて下さい。
本日は以上です。
ここまでお読み下さいましてありがとうございました。
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https://www.youtube.com/watch?v=sAxuzQk-1fc