こんにちは。
本日は「喉声を治す方法」についてお伝えします。
歌声において、喉にかかってしまって一曲まるまる歌うことができない、すぐに疲れてしまう、細い声、こもった声しか出せない、高音が辛いなど
たくさんのお悩みを日々伺います。
今回は、どうすれば喉声が改善するのかという点についてお伝えしていきたいと思います。
喉の声を治すためには、いくつかの方法があります。以下は一般的な喉声を改善する方法ですが、特定の症状に対しては医師に相談することをお勧めします。
①喉開けトレーニング:
喉が狭い、もしくは閉まることで喉声になることがほとんどです。シンプルに喉を開ける筋肉を鍛えて喉開けをスムーズに行えるようにしましょう。
高い声になればなるほど、喉は狭くなっていくというのは人間の生理現象ですので、高音ほど喉声になりがちなのも事実。なのである程度は仕方ありませんが、「喉が狭くなる=喉を閉める=喉声」ではありません。
喉が狭くなったとしても喉声にならないように発声することは可能です。高音になるほどに喉が狭くなろうとするということは、高音になるほどに意図的に喉を開こうとしなければなりません。
そうしないとあっという間に喉声の出来上がり。
そうならないためにも喉を開ける筋肉を鍛えることがとても大切なのです。
どうすれば良いかというと。一言、「あくびをする時に使う喉の筋肉」を鍛えるのです。
簡単にいうと、あくびを意図的に何度も何度も繰り返し行なっていくだけで鍛えられていきます。
とてもシンプルなので飽きてきます。そのため楽しみながら鍛えた方が続きますので、例えば歌を歌いながら意識して喉を開ける練習を行いましょう。
最初は意図的に、気づけば自然にできるようになってきますので是非試してみて下さい。
②喉を湿らせる: 喉の乾燥を防ぐために、十分な水分を摂ることが重要です。温かい飲み物を飲む、加湿器を使用する、または喉を傷つけないように気をつけるなどの方法があります。
③喉の炎症のケア: 喉の乾燥や炎症に関してはうがいを活用しましょう。例えば、塩水を使ったうがい、喉を保護するための喉のスプレーを使うなどがあります。
④温かい塩水を使ったうがい: 温かい塩水を使ってうがいを行うことで、喉の炎症を軽減することができます。1カップの温かい水に小さじ1/4程度の塩を溶かし、うがいを行い、その後吐き出すようにしてください。
⑤喉のための食事と栄養: 喉を健康に保つために、ビタミンA、B、Cや亜鉛などの免疫を強化する栄養素を含む食品を摂取しましょう。
⑥ボイトレによる声のケア: ボイストレーニングを受けること自体、喉のケアになります。なぜならボイトレ自体「いかに負担をかけずに楽に響きのある声を出すか」ということを目的としている側面もあるからです。姿勢、呼吸、喉の筋肉、発声など基礎をボイトレで身につけ、喉声の改善に務めていくことがとても大切です。
⑦禁煙と煙の避け: タバコや煙草の煙は喉に刺激を与えるため、喉の声を改善するためには禁煙することが大切です。とはいえなかなか喫煙者からしてみれば難しいことでもあります。その場合は、2
〜3日我慢するだけでも声の響きが格段に改善されます。
⑧医師の診察: もし喉の症状が慢性的で長引く場合、または特に喉に痛みや腫れが伴う場合は、医師に相談して適切な治療を受けることが重要です。
ボイストレーニングの中での改善が90%。
炎症や身体的な問題の場合は医師に相談するようにしましょう。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。