こんにちは。
本日は歌う前のウォーミングアップについてお伝えします。
歌う前に声の立ち上がりとして、何かしら喉のウォーミングアップをしたほうが声が出やすくなりますので必ずするようにしましょう。
例えばカラオケに行ってボイトレのようなウォーミングアップしてる人はなかなか見ないと思います。多くの人はカラオケに行ったら曲を選択していきなり歌い始めるのが大半。
何もウォーミングアップしてない訳ですから、当然調子が良い時と悪い時とばらつきが出てきてしまいます。
もちろんその日のコンディションによって違う事もあるかもしれませんが、なるべくいつも同じ声のクオリティを保ったほうが良いですよね。
その為にはビタミンを摂ることや睡眠をしっかりとることも大事なのですが・・・
『ウォーミングアップをする』ことがやはり大事になってきます。
ウォーミングアップをした後としないままとでは、歌の調子や喉の調子が180度違ってきます。
そこでどんなウォーミングアップをしたら良いのか。
とても簡単で且つ効果的なウォーミングアップです。
それは
〈リップロール〉
耳にされたことがある、やったことがあるという方も多いと思います。
よくピアノのスケールで
「あ(ド) あ(レ) あ(ミ) あ(ファ) あ(ソ) あ(ファ) あ(ミ) あ(レ) あ(ド)」
とウォーミングアップをするのですが、
一人でカラオケに行ったりスタジオを借りて歌う時にピアノが無かったり、そもそも弾けなかったりすることもあります。
出来のであればそのほうが良いのですが、無い場合は是非〈リップロール〉をおすすめします。
リップロールは唇を振動させながら声を出すボイトレの技法のひとつ。
やり方は、唇を閉じた状態で声を発声することで唇をブルブルと振動させる発声方法です。
このリップロールで裏声から地声を出すトレーニングをします。
先程の
「あ(ド) あ(レ) あ(ミ) あ(ファ) あ(ソ) あ(ファ) あ(ミ) あ(レ) あ(ド)」
これをリップロールで行います。
出来れば滑らかにウェーブするようなイメージで出来ると良いです。
だいたい2~3分程度繰り返しトレーニングするとかなり喉が温まってくると思います。
どうしてリップロールで裏声を出すと良いのかと言いますと、
①そもそもリップロールは喉を締め付けない発声方法で力まずに発声できる
②声帯はゴム状で伸縮し、裏声は伸びた状態の為ストレッチをしているのと同じ効果を得られる
これらのことからリップロールで裏声からやることで効果的にウォーミングアップをすることが出来ますので是非試してみてください。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。