こんにちは。
本日は歌唱力に差がつくる「〇〇の音程」についてお伝えしようと思います。
「〇〇の音程」とはなにか。
それは・・・
『弱拍』
弱拍と聞いてピンとこない方もいらっしゃると思うので簡単にご説明致します。
弱拍という言葉があれば、強拍という言葉もあります。
弱拍と言うくらいですから、弱く拍を取ります。
例えば1小節が4拍子の時、
2拍子目と4拍子目を“弱拍”と表現する場合
(ex:あいみょんさんの「マリーゴールド」)
1拍子目と3拍子目を”弱拍”と表現する場合
(ex:優里さんの「ドライフラワー」)
このようにその曲によって弱拍になるところが違ってきます。
弱拍の前には強拍があり、4拍子の場合は交互に表現されます。
リズムの頭にフレーズがくれば音を取りやすいのですが、
弱拍は音が強調されないところやリズムの頭にこない歌詞を歌うといった理由から、どうしてもズレやすくなってしまうんですよね。
今回は前回同様、あいみょんさんの「ハルノヒ」を参考にお伝えします。
「ハルノヒ」のBメロが
「僕らはなにも 見えない未来を誓い合った」 です。
この「見えない」の「見」の部分が弱拍にあたります。
このような弱拍のメロディーの場合、本来の音程よりも高く歌ってしまう方がいます。
(結構多いので、セルフチェックしてみるのも良い)
それではここからポイントを2つ抑えながら練習してみましょう。
Point①
YouTube等で再生する時に0.75倍速や0.5倍速にして聴く
ゆっくり再生する事でより正しい音を把握しやすくなりますので、そのテンポで聴きながら歌ってみてください。もし楽器(ピアノ等)がある方はそれで音を取りながら練習しても良いと思います。
最初はゆっくりのテンポで練習して、音を把握していったら少しずつ標準の再生スピードに戻して歌うようにしてください。
ここまで出来たらしっかり把握出来ているのかを確認する為に…
Point②
「見えない」の「み」を伸ばして歌う。
「僕らはなにも みーーーーーーーー」ここまで歌います。(中途半端ですが 笑)
「み」の部分までを歌うのですが、最後は伸ばして歌い、音が合っているのかを確認します。
「み」は「ラ」の音なので、先程と同じように楽器がある方はそれで音を出して自分の「み」の声と音程が合っているかどうか確かめるとより分かりやすいですね。
是非こちらを参考にしながらボイトレをお家やカラオケで行なってみてください!
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。