こんにちは。
本日はブレスアウトのコツについてお伝えします。
前回もブレスアウトについてお伝えしたのですが、今回はその補足としてお伝えします。
まずは、ブレスアウトはどういったものなのかご説明します。
簡単に言うとフレーズの最後に息を落とすようなイメージで終わる技法です。
息が切れたように聴こえると思います。
多くのアーティストが取り入れている技法のひとつです。
今日のレッスンではMr.Childrenさんの「祈り 〜涙の軌道」のボイトレをしておりました。
【サビ 最後】
揺るがぬ想いを 願いを 持ち続けたい
「持ち続けたい」の「いーーー」と伸ばした後にブレスアウトを使って終わっています。
その生徒さんは息を落とすところまでは出来ていたのですが、鼻の響きで息を落としてしまっていました。
鼻から息を落とすと喉に力が加わってしまい、負担が掛かるので良くないです。
また、声が細くなりやすくなってしまいます。
では、どうしたらいいのかと言いますと
音を落とす時に息の流れを喉の奥に持ってくるようにすると、息が流れる空間も太くなりますし、自分自身が楽になります。
そうすることで自然なブレスアウトになります。
真っ直ぐ声を出しているところから喉の奥に落としてあげるようにしてみてください。
ブレスアウトはMr.Childrenさんやあいみょんさんなど多くの有名なアーティストが起用しています。
自分が好きなアーティストが使っていたら今回のポイントをおさえながら真似をして覚えると良いと思います。
是非皆さんも試してみてください。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。