こんにちは。
本日は、「しゃくりの取り扱い方」についてお伝えしていきます。
カラオケに行って採点機能を使うと、ビブラートやしゃくり、こぶしなどと表示されていると思います。
その中でも”しゃくり”は「どういったものか分からない」「採点機能を使って、歌っている時に自然に入っちゃう」という方が多いです。
そもそも”しゃくり”とはなにか。
それは音程を下から上にずり上げて歌うテクニックです。
ボイトレのレッスンでは最初歌っているのを聴いてみると、しゃくりを入れ過ぎてしまっている方が結構見受けられます。
では、しゃくりをどのように入れていけば良いのでしょうか。
どのしゃくりの入れ方がかっこよくまとまるのか3パターンで比較してみます。
例えば、安室奈美恵さんの「Love Story」の歌を参考にします。
①全部のアクセントにしゃくりを入れる
む⤴️ かしから love sto⤴️ ry に⤴️ がてなの し⤴️ ってたでしょ⤴️ う
とアクセントに全部しゃくりを入れています。
個性が強い歌い方に聴こえたり、少ししつこく聞こえてしまう人もいるかもしれません。
②しゃくりを入れない
む→かしから love sto→ ry に→ がてなの し→ってたでしょ→ う
と全てストレートに音程通り歌っています。
シンプルに聴こえますね。
③フレーズの最初だけしゃくりを入れる
む⤴️ かしから love sto→ ry に⤴️ がてなのし→ ってたでしょ→ う
と、しゃくるところを決めて歌っています。
メリハリがついたように思います。
どうでしたか?
あなたはどのパターンがかっこよく感じたでしょうか。
比べて分かるように、何事にもバランスが大事になってきます。
しゃくりを入れて歌ったら次は入れずにストレートに歌うなど工夫してみると良いですね。
ただ、ボーカルスタイルによってはしゃくりをたくさん入れても上手くコントロールできる方であったり、しゃくりを抜いてもかっこよくまとめられるような方もいらっしゃいます。
自分で歌った歌を録音して聴いてみると客観的に聴けるので、
「ここはちょっとしゃくりを入れ過ぎているな」「このアクセントの部分にしゃくりを入れるとバランスが良くなるかな」など
自己分析が出来るので録音するのはおすすめです。
バランスに注意しながら歌えると歌全体のバランスが整って、かっこいい歌に仕上がっていくと思います。
是非そこを気にかけながらボイトレをしてみてください!
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました!
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