2017.8.7
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーの鈴木智大です。
夏本番の8月がやってまいりました。
そして2017年もあと5ヶ月足らず。
早いですね。
夏風邪になってしまったという方も周りでちらほら。
私は職業柄、絶対に風邪ひけません。
人一倍気をつけておりますので何とかひかずに済んでいます。
夏の風邪は長引きやすいので、皆様気をつけて下さい。
さて先日、とある生徒さんのレッスンで開口一番「喉の調子がおかしいのです」と相談を持ちかけられました。
その時の対処法など色々とアドバイスさせて頂いたのですが、結果的に「声帯結節」ということが後日分かったようなのです。
どのようなアドバイスをさせて頂いたのかも含めてご紹介したいと思います。
【喉の調子がおかしいと感じた時の声の状態をチェック】
今回のケースは「喉の痛みはあまり無いが、話している時に急に声が掠れたり咳払いをしてしまう」というもの。
今まで、会話の時にこのような症状は無かったようで、今回初めてだそうです。
仕事場ではパソコンと向き合うことが多く、あまり声を発さない環境のようです。
なのでもしかすると声を普段あまり使わないため、急な発声によって声帯がびっくりしてしまったのかな、とも思ったので、声帯の閉鎖がしっかり行われるように「エッジボイス」のトレーニングを促しました。
声帯の閉鎖を促すトレーニングです。
また、喉のヒリヒリ感は無いとのことなので炎症の線は無さそう。
歌っても特に問題なく歌えているので声帯への負担も少なそう。
なのでボイストレーニングの見解から、声帯周りの筋肉・・・声帯閉鎖の筋肉をしっかり使えるようにアドバイスさせて頂きました。
【後日、生徒さんからの報告内容・・・】
アドバイスをさせて頂いた当日は、無理の無い範囲で通常どおりレッスンさせて頂きました。
そして数日後、生徒さんからLNEで「声帯結節と診断された」との連絡がありました。
声帯結節は声帯に出来るタコのようなものです。
タコがあるせいで声帯の閉鎖もうまくいかず、咳き込んだり声が掠れたりしてうまく発声出来なくなります。
声帯閉鎖がうまく出来ていない、という点ではアドバイスさせて頂いた通りでした。
しかし、声帯結節の可能性があるという点については正確にアドバイスすることが出来ませんでした。
この点については反省しなければなりません。
医者でないため、この情報だけでの判断はもちろん出来ませんが、可能性がある点含めてアドバイスするべきでした。
声を頻繁に使うようなことがなく順調に回復すれば数週間で回復するはずですので(症状の大きさによるが)、しっかりと療養していただき、今後は声帯結節にならないようなアドバイスやボイストレーニングをしっかり施していきたいと思います。
【まとめ】
声帯は非常にデリケートな器官です。
声帯結節はすぐに治るからと言って舐めてかかると痛い目を見ますし、ましてやポリープと最初症状の見分けが付きにくいものです。
声を生業としている方は特に自分の声の変化に敏感になれると思いますが、そうでない方でも、何かいつもと調子が違うと感じた場合は、速やかに耳鼻咽喉科の医師に相談するようにしましょう。
最近は発声に特化した耳鼻咽喉科の医師もいらっしゃいますので、そういった専門医に相談すると尚良いでしょう。
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