2020.1.20
こんにちは。
ChihiRoボイス・ボーカルスクール 代表ボイストレーナーのChihiRo(鈴木智大)です。
今回は、今大人気のバンド Official髭男dismさんの歌についての解説です。
何と言ってもこのバンドの特徴は楽曲の良さはもちろん、超ハイトーンボーカリストであるということです。
カラオケで良く歌われているようですが、なかなか原曲キーで歌いこなせる人は少ないのではないでしょうか?
今回はそんな髭男さんの声の出し方について解説していきたいと思います。
【Official髭男dismさんの高音の出し方】
髭男さんはよく楽曲の中でC5(高いド)やC#5(高いド#)の音を使います。
日本のアーティストでここまで高い声を扱う人はとても少数派。
どのようにして高い声を楽に出しているのか。
ここで1つ注目していきたいのが声量です。
特に何も発声技術を習得していない状態であれば、高い声を出す時、声がか細く喉も締めやすくなります。
これは人間の自然な動きなので仕方ありません。
例えば低い声を出してみてください。
その状態で音程を変えずに出来る限り大きい声を出してみてください。
いかがでしょうか?あまり大きな声が出せないことが分かります。
また、逆に高いと感じる声を地声で発声してみてください。
声が大きくなりますでしょうか?
もし声が大きくならない、という場合、もしかしたら喉声になってしまっている可能性が高いですね。
このように、高い声になればなるほど声量は必要だと言うことが分かります。
高音発声を行う時は声量をしっかり出して歌いましょう。
そして、もう一つ必要不可欠な要素があります。
それは「喉を狭くする」というもの。
正しい発声を行えている時は喉は開いています。
しかし高音、もしくは超高音になっても喉を大きく開きっぱなしの方がとても多いのです。
喉は開いたままでなければならない、しかし狭くすることで力強く突き抜けた高音が出せるようになるのです。
これは水道のホースに例えると分かりやすいです。
水の量は変えないままホースの先端をつまむと水の勢いが増します。
これと同じように、息の量が同じでも喉が狭くなると(閉じるわけではない)声の勢いは増して
勢いのある安定した声が楽に出せるようになるのです。
これらを踏まえると、高音になるほど喉は狭く、声量はしっかり上げて発声する、ということが言えます。
【Official髭男dismさんのように音域を広げるには!?】
声帯は、高い声を出している時は輪ゴムのように伸び、
低い声を出している時は短くなります。
音域を広げるためには声帯を伸ばしていくことがとても大切。
ではどのようにこの部分を鍛えれば良いか。
声帯と連動している筋肉の一つに輪状甲状筋という筋肉があります。
あくびをする時喉が広がりますが、その時に使う筋肉です。
また、裏声は声帯がしっかり伸びている状態を作ることが出来ます。
よってあくびの運動、裏声の発声などを常に意識して発声練習や歌の練習を行うようにしてください。
最初は出しづらさを感じますが、慣れていくとこの出し方が高音に対してベストな発声であることがわかるはずですし、
音域の広がっていくはずです。
また、毎日練習しすぎると新鮮味が無くなり感覚も麻痺して来ますので、
やり過ぎた場合は3日程休みを入れるようにしましょう。
喉が回復した時点で改めて練習をすると発声能力が向上しているなんてことは良くある話です。
ぜひ試してみてください。
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