こんにちは。
本日は「ダイエットで高い声は出なくなるのか?」と言う点についてお伝えします。
体重の変化が声に影響を与えることは一般的にありますが、必ずしもダイエットで痩せることによって高い声が出なくなるとは限りません。
そもそも声帯には個人差がありますし、声の高さや低さは発声のテクニックなどにも影響されます。
痩せることによって体の組成が変わり、首や喉の周りの脂肪が減少する場合、声や喉の構造に微妙な変化が生じることがあります。
これにより、声の響きや音色がわずかに変わる可能性があります。ただし、この変化が高い声が出なくなるほど大きなものであるかどうかは個人差があります。
ちなみに私が以前、ランニングが趣味で1回10km、週に3回は走っていた時期があります。
今考えたら本当に身体に悪いことだと思うのですが、1ヶ月に10kgの減量に成功しました。
(その時は筋肉もなかったですし、いわゆるガリガリ体型になっただけなので、今はキレイにリバウンドしてしまいました。)
ダイエットとしてはとても喜ばしいことでしたが、高い声が出なくなってしまったのです。
今まではB4まではしっかり出せていたのに、A4までしか出せなくなってしまいました。
周りの先輩トレーナーにも色々聞いて回ったところ、やはり過度なダイエットは少なからず声に影響が出てしまうものなのだと実感した瞬間です。
しかし同じように過度なダイエットをしても声に何ら影響がない方もいます。
例えばワンオクロックのTAKAさんなどもランニングを日々こなしてらっしゃいますが、あのハイトーンクオリティを維持し続けています。
声の高低に影響を与える要因は複雑で、体重や体組成だけでなく、声帯の筋肉の使い方、発声ポジションなども関与します。
そのため、痩せること自体が高い声の出しにくさに大きな影響を与えるわけではありません。(私の場合は過度でしたし、影響しやすいタイプだったのかもしれません。)
もし声のトーンや音色に変化がある場合でも、それが望ましくない場合は、ボイストレーナーに相談してみることをおすすめします。
正しい声の使い方や発声テクニックを学ぶことで、自分の声を最適な状態に保つことができます。
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。
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