女声を出す方法。

こんにちは。

本日は「女声を出す方法」についてお伝えします。

当スクールへ「女声を出したい」「男声を出したい」というお問い合わせをとても多くいただいております。
実際にレッスンに通われ、ある程度発声できるようになって卒業していくという方が増えてきております。

今回は女声を出すということについて、培ったノウハウの一部を含めお伝えしていきたいと思います。

女声を出す方法はいくつかありますのでいくつか方法を挙げてみます。

 

①声帯模写:
声優や俳優は、異なる性別やキャラクターの声を出すために声帯模写(もしゃ)を使います。女声を出す場合は、高い声で話すことや声のトーンを上げることで、女性のような声を演じることができます。
女声を出す一番の近道ですが、参考になる人の声を目標に真似る、ということをベースにトレーニングしていくことをお勧めします。

 

②鼻の響きを使う:
女声を出すには高い声を出す必要があります。音で言うとC4(ド)あたり。一般的に女性の平均的な話し声の高さはC4あたりだと言われています。鼻唄を歌う時や「な行」「ま行」の発音をする時、必ず鼻の響きを使いますが、その鼻の響きを使うことで高い声を話し声に落とし込んでナチュラルな声として女声を出せるようにしていきます。

 

③裏声の音域を広げ、自然に使えるようにする:
女声を出す人の中には、はるな愛さんのように地声ベースで話す人もいれば、佐藤かよさんのように裏声(orミックスボイス)をベースに話す人もいます。
裏声の音域を広げることで地声の音域も広がりますし、裏声に慣れることで会話の中でも自然に使うことが可能です。是非裏声を強化し音域を広げていけるようにトレーニングしてみて下さい。

 

④自分の声質に合う女性を見つける:
先ほど「声帯模写」とお伝えしましたが、そもそも声の系統によって模写することが不可能な方もいます。例えばモノマネタレントさんでも、真似をするのは基本的に声の系統的にやりやすい人やできる人を模写することが一般的です。
同じように話し声にも系統がありますので、「この声になりたい」も大切ですが「この人の声にならなれそう」がとても大切です。
「なれそう」で且つ「なりたい」人を見つけるようにしましょう。

 

⑤反復練習:
ボイストレーニングの基礎(呼吸や発声練習)を含め、日々の積み重ねがとても大切です。
私の生徒の中には1年間ボイトレを集中的に行なって、自分の満足のいくクオリティに仕上げてから卒業された方もいます。
客観的に自然な話し声になっているかどうかジャッジするボイストレーナーも必要ですし、正しい練習方法で日々積み重ねると言うこともとても大切です。
日々は少しつずの変化しかありませんが、一年後には大きな変化が起こっていました。
反復練習をすることで声帯的(肉体的)にも慣れさせることで自然な女声を出すことが可能になります。

 

それでは本日は以上です。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

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