こんにちは。
本日は歌の語尾の音ズレの対処法についてお伝えしようと思います。
音程が下がるのであれば単純に音程トレーニングをすれば良いのではないか?という話に尽きるのですが…..
メロディはズレないのに、フレーズの語尾がどうしても正しい音よりも下がってしまうという方は結構いらっしゃるんですよね。
今日のボイトレではRADWIMPSさんの「前前前世」をレッスンしておりました。
この生徒さんもフレーズの語尾の音程が下がっていたのでレッスン内容を皆さんにも共有します。
具体的に生徒さんが最初どのようなっていたかと言いますと・・・
「君の前前前世から僕は 君を探しはじめた【よ⤵️ 】」
最後の「よ」だけが下がってしまっていました。
それまではピアノに合わせて音程を取れていたのですが、最後の「よ」の着地点が分からず迷ってしまうような状態でした。
自分が思っている音よりも、正しい音の方が高い音でした。
このように、正しい音が思ってるよりも高いというパターンは多い。
では、どのように音を合わせていくのか、2つご紹介します。
①ピアノで音を追って正しい音を把握する
「~探しはじめた【よ(ド#)】」
正しい音を聴いた上で、もう一度ピアノの音と一緒に歌ってみます。
正しい音よりも低くなってしまったら正しい音に合わせていく、帳尻を合わせていくようにしてみてください。
もしギターのチューナー(アプリでも大丈夫です)があるようでしたらそれを使って目でも確認するようにするとより分かりやすいです。
どうしても歌っている時は自分の感覚頼りになってしまいます。
その自分の感覚を正しい音に合わせていく、“感覚を変えていくトレーニング”を行うようなイメージです。
②フレーズ語尾をわざと高い音で出す
毎回語尾が正しい音よりも低い音が出てしまう場合は、体感自体が間違っているということになりますので、わざと思っているよりも高い音を出すようにします。
「~探しはじめた【よ】⤴️」
最初は違和感があると思います。
低い音が出てしまう方からすると、高い音を低い音にしていくのは比較的容易にできるんですよね。
自分の体感を合わせていくのが大事ですので、高くなってしまっても正しい音に近づけて合わせていけば大丈夫です!
そうすると合うようになる方が結構いらっしゃいます。
ですが、本人は正しい音に慣れていないので、正しい音よりも高いんじゃないかと思ってしまうと思います。
その慣れない感覚を続けていくとある一定のラインから
「こっちの音の方が正しいんだ」と自分の感覚が研ぎ澄まされていきます。
そして最終的に音が取れるようになります。
以上2つご紹介させて頂きました。
少しずつで良いので繰り返して試してみてください!
それでは本日は以上です。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。